お笑い芸人のひとというのは
たとえばナインティナインの岡村さんとかいう人はそうだと聞いたことがありますが
もう、四六時中「面白いこと」について考えているそうです。
寝ても覚めてもご飯を食べているときもうんちをしているときも。
しかし、さすがに、ほかのことも考えるでしょうから
いささかオーバーに言っているふしはありましょうが
「プロ」というのはその道いっぽんで勝負するわけですから
一流といわれるひとはそういうものなのかもしれません。
そんなわけで、絵本作家さんというのも
それ一本で食べている人というと多くないとは思われますが
「いい絵本を書きたいなあ、ああ、いい絵本を書きたい」
と四六時中考え続けている人もいらっしゃるのかもしれません。
そうでなくては、こんな絵本が生まれるものでしょうか?
主人公はなんでしょう。
男の子でも女の子でもありません。
魔法使いでも妖精でもありません。
犬でもネコでもリスでもクマでもありません。
ロボットでも宇宙人でもありません。
ついにここまできたか~。
主人公は
「かわいいおばあちゃん」
です。
絵本のテーマは、おそらく
いや、あきらかに
「かわいいおばあちゃん」です。
おばあちゃんのかわいさを追求した絵本といえましょうか。
ご覧ください。
水着で・・・。
つぎの夏には、ひとつ、これをお読みになってはいかがでしょうか。