いぬが人を噛んでも大した事件ではないけれど
人がいぬを噛んだらニュースになる。。。
と言われたりもするのですが
ありふれたこと、日常的なことは、ニュースにはならない。
ようするに、わたしたちの現実の、ほぼ大部分のこと
人々の暮らしのほとんどの時間やいつもの出来事はニュースにはならなくて
だから、ニュースになるようなこと
テレビやなんかで大きく扱われている
大きな人が大きな顔で解説しているようなことは
この世のほんのほんのほんの一部分の一部分の一部分
ゾウの産毛を見て「これがゾウです」といっているみたいなものでしょう。
そんなわけで
「日本では、温泉は、どこも男女混浴なんですよね?」
と目をキラキラさせた韓国人に聞かれることもあるのです。

米澤穂信さんの韓国語版『古典部シリーズ』既刊本。
そんなわけで
異国のことが語られるときは
とかく「人が犬をかんだ」ような話ばかりが喧伝されやすいものですけれども
私たちは
「犬が人をかんだ」ぐらいのありふれた話題をお話ししていきましょう。
先月末から、韓国の本屋さんに、米澤穂信さんの新刊(韓国語版)が並びました。
文化は国境を越えると申しますが。
「この作品が好き」
「この小説世界が好き」
などの
ひとの心が動くこと。
そこに、国境はありません。
つながっている部分があるのであります。
古典部シリーズ最新刊、
『いまさら翼といわれても 』 著:米澤穗信
例によって、出版社の皆さまの愛が感じられる、力の入った装丁。
そして、この度の、韓国語版の新刊発表に際し、
なんと、一種類ではなく、
大手ネット書店ごとに、
限定記念グッズが企画されました。
『古典部シリーズ』を含む、30,000ウォン(約3000円)以上書籍をお買い上げ+ポイント交換でもらえる、
『いまさら翼といわれても 』 発売記念限定グッズ。
「YES24」では、
300ピースのジグソーパズル。
『教保文庫』では、
クリップボード。
『aladin』では、
Tシャツ。
また、すべての書店で、
『クリア栞セット』
が先着順でもらえたようですが、早期に品切れになっておりました。
(3個ゲットしましたが、写真撮り忘れた><)
こちらは、今年4月に発売されました、「小市民シリーズ」の、『秋期限定栗きんとん事件』の上下巻。
いま(9月)でも、オリジナルのマスキングテープがおまけについてきました。
ちなみに特典はなくなり次第終了しますので、
今はついてこないかもしれません。
気になる方はお問い合わせください。
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『米澤穂信さんの韓国語/ハングル版』–NiYANTA-ROSE! にゃんたろうず