■このページについて。 

じんるいのみなさん、こんにちは
わたしはいぬです

DCIM0383

そしていま
いぬをなでているのが
じんるいです。

いぬもねこもじんるいも
いずれしぬのものとして生きています

さて
これをよんでいるあなたさまはおそらく
じんるいのなかまでいらっしゃることでしょう。

ひょっとして
あなたさまは
のども裂けよとばかりにひたすら泣いた
という経験がおありでしょうか。

8歳のじんるいの男の子が
そんなふうにして泣きました

それはしぬのがこわかったからです

直接のきっかけは
ある未来予測を聞いたからでした

それは「ノストラダムス」ではなくて
「惑星直列」という話で
二年後に、太陽系の惑星が、一直線に並ぶときが来て
そのときに天変地異が起こって
みんなしぬよ
っていうお話でした

それで
二年後のその日のことを
解像度高く
めっちゃリアルに
男の子は思い描いたのです
そしたらとつぜん
まっくらな場所に
ひとりうちすてられたように
はてしなくこわくなったのでした

じぶんがいずれしぬ
まわりのなかまもみんなしぬ
じんるいもいぬもねこも
みんなしぬ
いつかこの世界がぜんぶきえる

それじゃあ
このせかいはなに?
このじぶんはなに?

そのことが
わからなくて
こわくて
大声でなくことになりました

そのときみえたもの
そのこわさは
男の子にとっては
「ほんとうのこと」
におもえました

だから
いま
あのときみたいに泣いていないで
平気でいるけれど
それは
「ほんとうのこと」から
目をそらせているからで

もし
めをそらさずに
「ほんとうのこと」
をみれば
いまでも
こわくてこわくて
きがくるいそうになる

そんなわけで

パスカルさん

に共感する
その男の子でしたが
やがておおきくなって
ちん毛がはえて
大人になりました

あれから
いろんな人たちに
であい
助けられ
よくしてもらって
これからは
自分の少ない力で
じんるいのみなさまに
いぬたちやねこたちに
ほんのすこしでも
ごおんがえしを
恩送りをしてゆきます

そんなふうにして
人生の後半にさしかかる
男の子=おっさん=かわりもののじんるいのひとり
がこのページをこさえております。

さて
だれも買わないだろうと思われるような
韓国語でかかれた絵本を
日本いちたくさん商品登録して
そんな売れない絵本を
たくさん紹介していることに
ひそかに満足している
そんな感じで始まった
このお店。

nyanrou


おかげさまで、開店以来、7度目の春を迎えております。

多読学習支援。韓国語の古本一冊プレゼント。お一人さま一冊です。
こんなこともしております。

となりの国の
生活感のある本
ふつうの人の暮らしを伝えられる本
をご紹介して、大切にお届けする

それから
韓国語を勉強していくガッツのある人を応援する

という思いで始められたこのお店
開店当初は2年ぐらいで資金が尽きて終わるのではないか。。。
と危惧されていましたが
下馬評を覆し
思いのほかたくさんの方に見つけていただき
ご利用いただきまして
元気に続いております。

そんなわけで
「韓国の本を必要としている人が、
日本のあちこちに、こんなにも、いらっしゃるんだな」

と驚きをもって実感している日々のなかで
「あまり知られていない韓国のよい本を共有するページをつくってみようか。」
そんな思いもありながら、このページは始まりました。

aaa

こんな、木造古民家に、小さな看板を掲げて「事務所」にしてます。

家の中です。(2016年頃)

img_0562

 

それともうひとつ

じんるいとしては
けんかにならないように
進歩していきたいという
そんなページでございます

じんるいは
とりわけふつうのひとは
あんまりかしこくないだろうし
長いものにまかれて生きるしかないところはあるけれど

もちつもたれつ
同じ地上に
いずれ死ぬのに生きているのですから

じぶんたちが
首を絞めあうようなことをしているときには
早く気づけるように

「人間は必然的に狂っているので、
もし狂っていないとすれば、
それは別の狂い方で狂っていることになろう。」
(ブレーズ・パスカル Blaise Pascal 『パンセ』)

どっちにしろ狂っているものならば
人生の岐路で迷ったときは
「いいことをする
きれいに生きる」
そっち側に狂ってみてはどうでしょう
そしたら元気が出ますよ。

2016.08.30

書き直し 2017.07.13
書き直し 2018.02.18
書き直し 2018.11.21
書き直し 2019.03.13
書き直し 2019.05.19
書き直し 2019.10.07

書き直し 2019.12.20
書き直し 2020.10.16
書き直し 2022.01.28

にゃんた

■このページについて。 」への3件のフィードバック

  1. ペク・ヒナさんの新作「あめ玉」(韓国語版)を購入したいのですが、どのようにするといいのでしょう。
    私は、札幌在住です。

    いいね

  2. こんにちは、お世話になっております。
    以前韓国の本を注文した東京の平野です。
    お久しぶりです。

    今回は韓国の本ではないのですがハンガリーの本です。
    ADVENTと言う本ですが、写真を送りたいのですがこのページに写真の貼り付け方がわからなくて…。
    この本ですが、取り寄せ購入は出来ますか?
    お尋ねしてすいません。
    一度下記にメール下さると助かります。
    以前のメールに送ったらエラーになりました。
    よろしくお願いします。
    平野

    いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中