趣味で外国語が独学できる場をつくる。

趣味として外国語を学ばれているふつうの人のみなさま。
そして、すでに先に上手になって走り続けておられる、外国語の達人の先輩のみなさま。

剣は、さやを欲しています。
レモンは、はちみつを欲しています。
よい出会いが、エネルギーの源です。

そんな、NICE MEET の場をつくる試みについて。


山口市近辺にお住まいの方で、
「韓国語の本が、読みてえな~。」
と、少しでも思っておられる方。

山口県庁近くの古民家に、ひっそりと、小さな、小さな、「韓国語の図書室」を準備しました。

絵本、童話を中心に、現在、約300冊の韓国語の本があります。

すべて無料で帯出できます。
韓国語の本は、買えばけっこう高いですし、公共の図書館に行っても、あんまり蔵書はないでしょう。
こちらの小さな図書室にお越しになりませんか。

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こんなふつうの家でやっていますから、突然訪問されてもびっくりします。
だから、かならず事前にご連絡のうえ、こわくありませんので、お気軽にお立ち寄りください。

↓ 蔵書の一部です。

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それから、もうひとつ。
独学をしている人が、
「ほしいわあ~、めっちゃほしいわあ~。」
と、のどから手が出るほど欲しくなるものといえば、

「わからないところを質問できて、わかりやすく教えてくれる人」

これです。

これさえあれば、「好きな本をテキストにしての独学」は可能です。

「週に一ぺんでもいい。快くそういうコーチ役をしてくれる人がいてくれたらなあ!
自分の好きな本をテキストにして、楽しく独学して行けるために!
趣味で勉強している自分を、面白いと思ってくれて、
にこにこして質問に答えてくれる、そんな仏さまみたいな人、おらんかなあ。」

むかし私は独学していたころ、そんなふうに思っていましたので、
少しは上手になったいま、自分がその仏様みたいな人の役をすればいいやん。
ということで、こんなのを始めてみました。

「韓国語独学者のための質問部屋」 (by 仏さま)

今のところ無料でやっています。
時間はリクエストに応えて柔軟に対応します。
「なんで無料なんですか?」というと、仏さまだし、授業の準備は一切しないからです。

独学者は、お家で自分のペースで、燃える心で、べんきょうしてください。
「あー、わからん。調べてもわからん。あれもわからん、これもわからん。」
というところが、いっぱい出てきます。
そのわからないところを両手にいっぱい抱えて、質問部屋にきます。
仏さまのような私は、その疑問に、すべて完璧にお答えします。
(わからないところは、韓国人の友人に電話して聞きます)
「ああ、なんてありがたい。」と独学者さんはうれしいです。
「ああ、なんて仏さまのようなわたし。」
と自己重要感に満たされ、私もうれしいです。
双方にとって、よい関係、WIN=WINの関係です。

そんなわけで、山口市近辺にお住いの、韓国語学習者のみなさん。
教室に通って勉強されているかたも、もちろんOKです。
「心は燃えています、独学でバリバリ勉強したいです。でも、質問できる人がいなくて困っています。」
そんな方は、ぜひ、「韓国語独学者のための質問部屋」へお越しください。
こわくありませんので、お気軽に、ご連絡お待ちしています。


江戸時代ですか、はじめにオランダ語を学んだ人たちは、
「おりゃー」ゆうて、「要は気合じゃー」ゆうて、超人的に勉強していたという逸話があります。
辞書もないのに、40歳すぎて猛勉強を始めてマスターした人とか、
1か月で2万語暗記したやつとか、
それはうそだ!と思いますが、そんなのを聞いていると、外国語の勉強は本来、
「めっちゃ学びたい~」
と心に火がついて、独学で「おりゃー」とがむしゃらにやっていくのが、
本来の姿なのかもしれないと思います。

今は、幸か不幸か、インターネットが普及しました。
家にいながら、生きた外国語の音声と、文章に、無限に触れられる、という、人類史上初めての環境があります。
ありがたいことに多くの言語ではすでに辞書もあります。
本屋に行けばいろんな参考書が並んでいます。
こんなに外国語が独学しやすい時代はないです。
こんなに素材があふれている時代はないです。

「わからないところを質問して、答えてくれる人」
そんな人さえいれば、燃える心があれば、趣味で、楽しく、いくらでも独学ができるはずです。
自分の好きな本(童話、まんが、小説)をテキストにしての勉強が可能です。

趣味で学び、趣味で質問に答える。
「学びたい」人と、「質問に答えたい」人。
この二人が出会いさえすれば、
たちまち電流が流れ、熱が発生します。
「うりゃー」と独学して、蓄えられた学びのエネルギーが、
質問の回答を得て、「わかった!ユリイカ!」
と、疑問→解決→疑問→解決と循環し、もっと学ぼう、もっと学ぼう、という幸福な学びの場が生まれます。

教室で多人数が同じテキストを使って同じ進度で学ぶのは、語学の学習にはあんまり向いていないかもしれないです。
これからは、上記のような、「独学=質問型」の学びの場を、ふやしていきましょう。
コーチ役を引き受けてくれるひとがすぐにみつかったり、
近くに「独学者のための質問部屋」のような場所があったり、
「多読学習」のできる、よみやすい本がいっぱいある、「ミニ図書室」があったり。
そんな場を作るためには、大きな組織がいるわけでも、多くの資金がいるわけでもありません。
ただの人、ふつうの人が、趣味で作っていける場であり、ネットワークです。

そのような場、つながりが各地でできてくれば、
今よりもずっと、趣味で始める外国語の勉強が始めやすくなりますし、
勉強を続けてゆきやすくなると思います。

「趣味で始めた外国語が、こんなにじょうずになっちゃった」

そんなふつうの人が、きっと今より、ポコポコ誕生する素地ができると思います。

そして、趣味で外国語のコーチ役をしている先輩がたは、
質問にやってくる後輩の独学生のなかから、
きっと、かなり上手になる後輩も出てくることでしょう。
「もっと上手になりたい!現地に行って暮してみたい!」
と言いだす人が出てくると思いますので、
そのときは、異国のお友達に連絡して、ホームステイ先をさがしてあげるとか、
現地で暮らせるように、一肌脱いであげることにしましょう。

国境を越えて、趣味でつながる学びの場が生まれます
「行って暮らしたい~」という人と、
「受け入れてみたい〜」という人の、よい出会いです。

こんな熱量のある、ふつうの人同士の国際交流を一つでも作り出しましょう。


というわけで、もしもあなたが、あなたの町で、
「韓国語のミニ図書室」的なものや、
「韓国語の多読学習会」なんかを企画されて、

「古本でもいいから、なるべく安く、本をたくさんほしいの~」
みたいに思って、
「でも、どうやって手に入れていいか、ようわからん~、だれかたすけて。」
ってなったら、

NiYANTA-ROSE! にゃんたろうずが、
あなたの友人NiYANTA-ROSE! にゃんたろうずが、
どこよりも親切に、相談に乗るつもりですので、ご連絡ください。

韓国語のできる、ふつうのひと。
趣味で始めて、こんなに上手になった、というふつうの人。
韓国のふつうの人と友達づきあいをしてる日本のふつうの人。

そんなひとが、この日本社会に、
あなたのあとにも、一人、二人と、ふえていきますように。

にゃんたろうずは、となりの異国と仲良くしていくあなたと共に歩みます。