■米澤穂信さんの韓国語版の新作が出ました。

いぬが人を噛んでも大した事件ではないけれど
人がいぬを噛んだらニュースになる。。。

と言われたりもするのですが
ありふれたこと、日常的なことは、ニュースにはならない。

ようするに、わたしたちの現実の、ほぼ大部分のこと
人々の暮らしのほとんどの時間やいつもの出来事はニュースにはならなくて
だから、ニュースになるようなこと
テレビやなんかで大きく扱われている
大きな人が大きな顔で解説しているようなことは
この世のほんのほんのほんの一部分の一部分の一部分
ゾウの産毛を見て「これがゾウです」といっているみたいなものでしょう。

そんなわけで
「日本では、温泉は、どこも男女混浴なんですよね?」
と目をキラキラさせた韓国人に聞かれることもあるのです。

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米澤穂信さんの韓国語版『古典部シリーズ』既刊本。

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日本の作家さんの作品の韓国語版を読む~米澤穂信さんの<古典部シリーズ>の装丁の本気度に驚くの巻~

こんにちは。

参考書はありがたく上手に活用
しかし!
勉強は自分の好きなようにやる、独学でやる、好きな本をテキストにする、愛のパワーでやる、
ということをつぶやいています。
にゃんたろうずです。

韓国語はとくに独学がやりやすいであろう、という理由のひとつ
また、「好きな本をテキストに」のつぶやきが妥当であるという確信のひとつは、

日本語が原作の本たちをこれほどたくさん自国語に翻訳してくれている国は、
韓国さんをおいてちょっとほかにないのではないか、と思われるからです。

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