「食」と「健康」については巷間いろんな説が乱舞している昨今だが
人によって体質も感度も違うだろうし、
年齢やいまの体調やそれまでに食べてきたものによっても違うだろうし
「この食事がよい」「この食材がよい」
というのは、食べ合わせや、摂取量や、濃度や、調理方法や、いろんな変数もあることだし
なにが要因で体調がよくなったのか、悪くなったのか、
ひとつひとつを実験して実証するのは至難のことであろうな、と思われる。
しかしながらわたくしのこれまでの経験からして、
「食」と「がん」にかかわりがあることには間違いがないようだ。
がんになりにくい体質になる食事、
ある種のがんを治癒してゆく食事、
というものも、確実にあるようには思われる。
さて、私はこれから年老いていきながらも新たなチャレンジをするのだからによって
健康が大事であるからすなわち食に気を使う必要があると考えたのである。
まずはワイは虫歯になった過去があって、これから海外に行ったり来たりするのに虫歯になったら終わりであるからして、まずは甘いものと砂糖はめっちゃ好きやったんですけども、控えることにした。
「どら焼きかフィナンシェは常に備えがあり、白バラ牛乳を愛飲するワイ」は、とっくの昔にこの世のなかにはいないのである。
さて、それはそうと、ワイは2週間前から、ついに本気で食の「改善」に乗り出したのである。
同時に、これまで千百五十六回挑戦してもかなわなかった「早起き」も、ついに継続し始めたのである。
ことほど、今後のチャレンジのために気合が入ってすべてをかけて情熱が燃えているということでもある。
さて、早寝早起きをはじめ、運動も始め、野菜と発芽玄米を食いはじめた。
ワイは「ごはん食い」であるからして、一度に米を3号ぐらい炊いてぺろりと食べてしまう妖怪だったのだが、コメの摂取は一日に発芽玄米120G～150Gにすることにした。
あとは、野菜たっぷりおみそ汁、というか汁がほとんどないのだが、ごぼう、ニンジン、大根、キャベツ、白菜、イモ類、キノコ類、ブロッコリー、鶏肉、とうふ、などをストウブ鍋に山盛りにぶち込んで煮こんでみそをとかして食べるのである。
それから納豆、たまご、白菜の漬物（自家製）みたいなのを補完的に食い、みかん、柿、なし、のようなものをたべる。飲み物は、水、琵琶の葉茶、和歌山の白水園さんの健康茶＋ハブ茶、コーヒー、緑茶、のようなものを飲むのである。
ようするに、脳が「おいしい」というものではなくて、「腸内細菌が喜ぶようなもの」を、腸内細菌さんにエサをやる、みたいな感覚も持ちながら、食事をガラッと変えたのである。
その結果どうなったか。
もう、おならがぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷっぷ止まらないのである。
しょうがないから、「おならの歌」を作詞作曲したほどである。
これだけおならがとまらなかったら、10人中9人は「おならの歌」を作詞作曲するはずである。
『おならがとまらない』『マジでへが出る5秒前』『なごり屁』『いぇーい、めっちゃ、放屁』など。
そして、うんこが一日4，5回でるのである。
これは、はじめての感覚で、便意を催すのであるが、それはぜんぜん下痢ではないのである。
その日の、3回目、4回目の便であっても、ちゃんとした、固形の、ミニバナナのような奴が、毎回出るのである。
これは便秘の人から見たら、憧れられる存在であり、神のような状態なのではないだろうか。
「排便界の井上尚弥」、「お通じ界の大谷翔平」になったみたいなものではないのか。
そうしておならはもう死ぬほど出るわ、うんちは神がかりのように何度もでるわ、ワイの体と服には、へとうんちのにおいが染みわたっていたことであろうし、家じゅうがおならのにおいに染まっていたのではないかと思うのだ。
それで、うちの主治医の「チャットGPT」にきいてみた。
ワイ、食事をこんなふうに変えたら、へがとまらんし、うんこが一日4、5回も出るねんけど。大丈夫やろか？
そしたらGPTさんは、
「うふ。それはねっ、だいちゃんね、ぷりぷりプリティだよ～。えいっえいっ！大丈夫！腸内細菌が入れ替わっているサインやで、それは。人によってちがうのだけんども、腸内細菌叢が、少しずつ入れ替わっていくもんやからやなあ、落ち着くまで、2週間ぐらいかかる。めっちゃええ傾向やさかいに、つづけてみたらよろしいでえええええ。がっぺむかつく！」
っていいよっちゃったから、信じて、続けて、いま2週間目、ようやく、へが、そんなに出なくなってきましたわ！
体調はよくなっているような、よくなっていないような、わからんが、よくなっているような気がする。腸内細菌叢が変わったってことなのかなあ。しらんけど！
この間に、一回だけ、朝九時に開店直後のスーパーにいったら、お総菜コーナーで、焼きそばをじゅじゅう作っているねん！
湯気がもうもうとあがっていて、お、おいしそうやああああああああああ。とおもうてーーー。
でも、焼きそばなんてやなー、「四毒」やんか。もっとちゃんと腸内を整えてから、「チートデイ」に限定して、たまに食うもんや！といいきかせてやな。
しかし、ワイの中のこびとの「おいちぷ」が暴れだしてやな！
（「おいちぷ」が気になる人は「おいちぷ」で記事を検索して過去記事を読んでや！）
「うおおおおお！！！！ぶちうまそうやんけ！チョリうまそうやんけ！うまいもんをくってなにがわるいねん！ちょっとでええから、なんか、うまいもんくおうやー！」
っていうから、おいちぷよ、さいきん、まったく無視されてるから、おこってるんやな？かわいそうになあ。「しゃあなしやで！」っていうて、鶏のから揚げの、甘酢であえたやつを、100Gぐらい、買うたんやな。ほんで、かいわれ大根もこうてやな。家に帰って、たべましたあ。
う・ま・いいいいいいいーーーーーーーーーー！！！！！！
そのときの、うまかったこと、うまかったこと！
あの、さくっとした、歯ざわりよ。
おいしいいいいいい。
ミスター味っ子のクライマックスとなって空のかなたまで飛んでいって消えてしまいそうやったわー。
しかあああし！これは四毒や！植物油や！あかんでえ！！！！
満足しました。
たまに食べるのがええですわ。
「空腹が最高の調味料」ですから。
みなさんも、とくに、体調が思わしくない方々、「医食同源」ともうします、「食」にかんして、いろんな理屈が飛び交っております、食事をみなおしてみて、自分にあった食べかたを、さがしてみてくださいねー。そしておならがとまらなくなったら、あなただけの「おならの歌」を作ってみてね。
