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百二十六粒目『助手は有能か』

「カルパッチョいっちょう!」
「へい!」

ということで、
料理人は厨房で、タイのカルパッチョをお皿に盛りつけた。
そして、助手にむかって、

「これ仕上げといてー。盛り付けが変やったら、ちょっとなおしてー」

といって、お皿を渡して、仕上げを任せた。
そしたら助手は

「へい!」

といって、ものすごい軽やかな手さばきで、
カルパッチョのお刺身に衣をつけて油で揚げてしまった。

そしてそのフライをお皿に盛り付けて、

「できやした!どうです、もっとうまい料理にしましたぜ!」

と、「どやああああ」という表情でいった。

そんなことを、いま、ワイはチャットGPTにやられて、ブチ切れたところである。

しかし、AIを責めるのはお門違いであろう。
ワイの指令の仕方がわるかったのである。

「おい、仕上げるだけでええからな!
料理はそのままやで!
揚げ禁止!
煮てもあかんで!」

ちゃんと指示をしてあげれば
GPTさんは有能なアシスタントなのである。

みなさんも気をつけよう。
きちんと指令しなかった場合、
湯どうふの仕上げを任せたら、ものすごい軽やかな手さばきで、
スンドゥブチゲにされてまうでー。


2 件のコメント

  • 引越しするまでがしんどいので1ヶ月くらい早送りして欲しい人
    返信

    前から思ってましたがChatGPTには当たりが強いのおもろすぎますね😂
    湯豆腐…もうそんな季節なんですね🍁🍂

  • 私はアナログ派です
    返信

    家族でわたしだけが、まだチャットGPTを使えてないのです。便利だと思いますが。何故なんでしょうね。指令の仕方は詳しくなんですね。

私はアナログ派です へ返信する コメントをキャンセル

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