そうして、ワイら四人の一団は「やれやれ、あの人はしょうがないのう」ムードのなか、ぞろぞろと廊下を歩いて進み、ワイらの部屋、D棟の一階の和室、101号室に到着した。 ワイは入口の引き戸を開けて、今川くんと、ウスキ先生と一緒...
だれかの言葉がそれも、目を合わせて言われた言葉が 「ああ、そうやなあ。 ええこと聞いた。 ワイ、これから、そう心がけて生きていこう」 と、胸に刻まれることがある。 その言葉を、のちに思い返したときに 「あの言葉、しかし、...
「おまえがワシの弟を泣かしたんじゃの?きのう」 マサヤがワイにそういった。ワイも、ゆっくんも、固まっとる。 「泣かして、かべに何べんも、ぐりぐりやられたんじゃろ?」マサヤがシンヤのほうを見た。シンヤはコクリコクリとうなず...
マサヤがこっちにこわい顔を向けてずいっと一歩踏み出して 「おまえか!わしの弟を泣かしたんは!」 そんで、ワイはマサヤになぐられるわけやな。マサヤがおおきくふりかぶって「ふーん!」「ふーん!」「ふーん!」といいながらどーん...
「思い出話」には、こわいところがある。気をつけた方がいい。というのは、人の記憶、いたるところ、ぽろぽろと、抜け落ちていくもんやから。砂でこさえた団子みたいなもんで時間がたてば、ぽろぽろ、くずれてく。 ただでさえ、自分から...
さて、ミミをだっこして、うちを出てやな、ミミはおとなしくだかれて運ばれとるわけや。いま考えたら、そのときのミミ、どんな顔してたんやろな。 交差点の信号を渡っていけだタバコ屋をとおりすぎたところでミミをおろしてひと休みして...
ワイがまだ幼稚園に通ってた頃のことや。うちでミミっていうネコを飼っていた。 当時はまだ、町内に、ノラねことかノラいぬとか、うようよおったでな。子どもたちは、町内に、顔見しりのノラ犬が何匹かおったもんや。 そのころイヌもネ...
5月末で事業年度が終わり決算をしました。ありがたいことですが、にゃんたろうずのお店はいろんな人に喜んでもらえていると感じていてスタッフ一同、仕事をしていて楽しいです。ただ、お金がもうかっているかという意味での商売において...
いろんな「先生」がおられましていろんな「説」をおしえてくださるわけですがある予備校で英語を教えてくれた先生は毎回の授業のはじまりに 「それではいまから先生がいつものようにおもしろい話をしまあす。」 とあんまりおもしろくな...
こんにちは ことばの習得に必要な心構えは「習うより慣れる」 たくさん、たくさん、生きた言葉に触れてましょう。 というわけで「多読」をひたすらおすすめしております。 多読学習支援として「最初の一冊プレゼント」韓国の古本を一...