『呪術かいせん』の漫画でも最初はド主人公やったはずの虎杖が途中から虎杖どこ行った?ってなってゆくように、まゆ先輩との再会のことを書いていたのに、1998年の韓国の旅行の思い出ばなしになっていて、まゆ先輩どこ行った?ってな...
そうして「東門洞にいきたい」いうて、東門洞っていう町へ案内してもろたんやー。大邱駅から歩いていける辺りなんやけど、そこら一帯が「日帝時代」には日本人街やったっていうんやな。「ほら、これなんか日本家屋が残ってる」ってミン先...
「クルマ!クルマ!」 ってミン先生は説明してたわ。大邱百貨店のお店のひとに。「クルマ!?」ってお店の人はようわからんで、「クルマ!クルマ!」って身ぶり手ぶりで説明して、それで、なんとか、キャリーカートのある売り場に案内し...
というわけで、次の日の朝になって、ひとりで市内バスに乗って大学方面にむかった。韓国はバスが充実しているし、運賃もやすいんや。待ち時間も少ない。今ではテグは地下鉄が便利で、モノレールまで走っているのだが、当時はテグ地下鉄の...
さて、まゆ先輩にはじめて出会ったときのことを思い出しながら調子よく書いてきたけれど、あかん、ここで筆が止まりそうや。あんまり記憶に残ってないねん。でも書くわー。 そのとき、まゆさんと「いろじろ韓国びじん」さんと、一緒に大...
シルバー紳士さんと近くの韓国食堂にいってお食事したわー。たしか、テジカルビみたいなもんを食べた気がするわー。机に並べられるキムチやらのおかずのお皿を目にして 「韓国ではこれ、みんな、おかわりもできて、ただなんだねえ。いよ...
さあ、ことばはわからないけれど、身ぶり手ぶりである程度は何とかなるもんや。四苦八苦して高速バスのチケット買うたで。これからバスに乗って、テグへ。ワイのおじいちゃんが手広く農園を経営していたという、父の出生地だという、そし...
あのころ、ちびっこ22歳のワイは大作家の小田さんやビクトルユゴーみたいにならなければならなかったので大学院に行くのをやめて新聞配達をしながら「独学」を始めたのであった。 たべるだけのお金は新聞配達でかせいであとは思うがま...
「イノウエ・ナオヤせんしゅみたいになりたいですっ」 と、いまのキッズ・ボクシングのちびっこが燃えているのだとすればまさにそのようなあこがれのまなざしで 「ビクトル・ユゴーさんみたいなものを書きたいですっ」 と、24歳ちび...
「いやらしいことをかんがえると、ちん〇がたつようだ。」 とワイは言った。小学校の、2年生か3年生のころだ。 そしたら、ゆっくんは、はげしくわらった。ゆっくんは、ワイより二才年上だったから、なんとなくの知識があったのかもし...









